今までの人生で数々の失敗をしてきたあなた・・・
それがトラウマになって、何事に取り組むときも失敗を予測していませんか?
今回は失敗を決めつけてしまう人に伝えたい、
6つのやる気の出し方、不安や心配の解決方法を解説していきます。
自信喪失タイプの欠点は?
失敗を決めつけたり、自信がなくなってしまったりして、なかなか挑戦できないタイプのデメリットは
- 目の前のタスクに集中力を発揮できなくなる
- どうせやったってできないと思い込み、やる気が出ない
目標に対してやってやろうという気持ちよりも、失敗を恐れる気持ちが勝ってしまうため、目の前のことに集中できなくなることが多いです。
失敗決めつけタイプの6つのやる気の出し方。セルフコンパッションとは
失敗を決めつけてしまう人や、自信喪失してしまう人に高めてほしいものはセルフコンパッションという、あるがままの自分を受け入れる方法です。
今の自分を変えたいではなく、自分の中にある良い部分を見つけることによって、自信喪失状態を改善していくのです。
そうすることによって、集中力ややる気が戻り、努力が継続しやすくなります。
今すぐ簡単に使えるセルフコンパッションのテクニックは、次の研究結果で確認された6つです!
男女27人を対象にセルフコンパッションの訓練を実施。
3週間セルフコンパッションを行い、楽観性、自己肯定感の感覚が激しく上がった方法をピックアップ
自分に優しくする言葉
3つ目は、嫌なことがあったり、批判をされたり、自分に対して自己批判をしてしまうとき、自分に対して労わる言葉を言ってあげることです。
自分に足して優しくする言葉…なかなか難しいですよね。
なので、自分と同じ悩みを、自分の親友が抱えていたらなんて言ってあげるか考えましょう!
自分が若い美女に振られたとき、精神的に苦しいと思います。
そこで、仮に親友が振られたとき、自分なら親友に
「女だっていくらでもいるし長年付き合うなら顔も大事かもしれないけど、性格の方が100倍大事だぞ」
と言ってあげるな~と想像して、その考えたことをそのまま自分自身に言ってあげます。
人間は自分がへこんだときよりも、他人がへこんでいるときの方が、気の利いたことを言うことができるのです。
この言葉を自分にかけてあげましょう!
人間はみな不安や悩みを持っている
2つ目は、人間はみんな自信を失ってしまうことがあると自分に言い聞かせることです。
・みんな仕事で上手くいかない時、失敗するときがある
・みんな女の子に振られてしまうことがある
今、自分が悩んでいる悩みは、自分だけが直面しているのではなく、人類がみんな経験することだから、不安にならないでと自分に言ってあげることで、精神的に楽になりますよね。
何か挫折し、失敗が怖くて止めそうになったとき
「人間みんなそうなるんだから、自分だけじゃない!」と自分に声掛けしてあげましょう!
困難に直面した時の感情を認識する
3つ目は自分が今どんなことを感じているのか認識して、自分に言い聞かせることです。
・テストで良い点が取れなくて、不安や苛立ちを感じている
・しんどいことに直面して、逃げ場がなく苦しい
苦しいや悲しいときに、自分がどのような感情を感じているのかを認識することで、自分のことを客観視でき、セルフコンパッションが高まります。
ブレスレットや指輪など、アクセサリーをつけかえる
4つ目は不安を感じたり、自信を失いそうになったりしたとき、ブレスレットや指輪などのアクセサリーをつけかえるテクニックです。
・右につけている時計またはブレスレットを左につけかえる
・人差し指にはめている指輪を中指につけかえる
こんなことで意味あるの?と思いますよね(笑)
しかし、嫌なこと起きていることや、自信を失いそうになっていると認識するだけで、いま自分が不快感を覚えている事実に向き合えることができます。
自分のネガティブな感情や思考を認識するだけで、ストレスや不安は和らぐのです!
これが大きなメリットになります。
気持ちを落ち着かせる行動を用意する
5つ目は自分の気持ちが落ち着く行動やジェスチャーを用意することです。
・右手を胸、左手を腹に当てて、右手が動かないように呼吸する(腹式呼吸)
・手を上に思いっきり伸ばして5秒数える
・5秒間手を強く握って、リラックスする
不安を感じたとき、 自分なりにこれをやると落ち着くなと思える儀式を作っておきましょう。
ネガティブな感情を感じている自分に目を向けて、落ち着かせようと行動することが大きなメリットになるのです!
他人に貢献できるような目標を立てる
6つ目の方法だけ研究が異なりますので、紹介しておきます。
医者から不安症または鬱と診断された47人の男女が対象。
グループ1:自分が変えたいことや達成したいことを目標にしてがんばる
グループ2:他人への貢献を目標にしてがんばる
この2つのグループに分け、6週間過ごしてもらい心理テストを行う。
結果、グループ1は人間関係にトラブルを起こす確率が高く、鬱や不安の傾向も悪化しました。
鬱の人に「がんばれ」と言わないほうが良いとは聞いたことありますよね?
間違っても大きな目標をもって日々頑張るしかない!なんてことは言ってはいけません(笑)
逆にグループ2は人間関係のトラブルを起きしにくく、鬱や不安の症状が軽減しました。
結論、失敗を決めつけてしまったり、自信喪失してしまったりする人は自分にとっても他人にとってもメリットがあるような、他人を助けられる目標を立てましょう!
× 自分の成績が上がり、良い大学に入りたい
○ 良い大学に入って、将来社会に貢献できるような研究を行いたい
他人や社会に貢献できるような目標の方がやる気が出て継続しやすいです!
まとめ
失敗を決めつけてしまう人の6つの対策いかがでしょうか。
自分の自信を失いそうになるときを認識するところからスタートして、他人に貢献できるような目標を立て、過ごしていきましょう!
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