みなさん普段の仕事で、
つまらないな~、退屈だな~
と思って仕事に取り組んでいませんか?
そこで今回は仕事に対して、つまらいないや退屈な感情が出てしまい、やる気が出ない人が、退屈な仕事に価値観を見つけ、楽しみを見出すテクニックを3つ解説していきます。
仕事に対して退屈な感情が、先行してしまうタイプとは?
仕事に対して、義務や責任を負うことを嫌い、絶対にやらなければならない仕事や事務作業ができないタイプです。
それと同時にいろいろなことに価値を感じるのが苦手で、すべてのタスクが退屈に感じ、集中力が保てなくなります。
プレッシャーや緊張感で「よし、やろう!」と思うことができず、追い詰められれば追い詰められるほど、やる気がなくなっていきます。
分かってはいるんだけど、やる気が出ねえ…
解決方法は退屈感を感じる作業に対して、楽しさを感じるテクニック。
それがジョブ・クラフティングです。簡単に言うと仕事に楽しみを見出すテクニックです。
・清掃の仕事は医者と同じで治療のプロセスのひとつ
・清掃は感染症予防、患者さんが心地よく過ごすことができる
など、医者と一緒に治療していると伝え、清掃員のモチベーションを調査
この研究での、病院の清掃は普通の清掃とは少し違います。
患者さんが亡くなった部屋を掃除するなど、「死」にまつわるような仕事も行わなければなりません。
なので、たいていの人は嫌々仕事をしていたらしいです。
「死」と向き合いながらする仕事は確かにハードだな…
結果はなんと、清掃員のモチベーションは劇的に上昇し、病院の清掃スピードがめちゃくちゃ上がるという現象が起きました。
仕事内容は変わらず、仕事の伝え方だけで変わるのです!
なんかこじつけっぽく感じるんだけどな~
このこじつけっぽい思い込みでも人間のモチベーションは簡単に上がっていくのです!
ジョブ・クラフティングの方法3選!
自分の感情をモニタリング
仕事に対しての感情をたくさん書きだす
1つ目は
いま、自分は仕事に対してどういう風に感じているんだろう…?
と自分の感情をモニタリングするテクニックです。
・経費精算でレシートを整理しているときに、面倒くさいと思った
・うざいクレーマーに対応しているときに、イライラした
など、様々な仕事に対して、それぞれどのような感情を抱いたかを、たくさんメモして書き出すことでセルフモニタリングすることができます。
2~3週間すれば継続できれば、自分が仕事のどのようなところに、ポジティブな感情、ネガティブな感情を感じるかが見えてきます。
嫌なこと、チャレンジしたいことを3つ書き出す
2つ目は
感情の記録は面倒くさいな…
と思ったときの方法です。(できれば1つ目の方法を実践してほしいです)
自分の仕事の
- 嫌のところを3つ
- やってみたいこと3つ
を書き出し、リストをつくることをオススメします。
2つのセルフモニタリングの方法で共通している大切なことは、ポジティブな面とネガティブな面を自分で把握することです。
ネガティブな面も、「ポジティブな目標のためになら頑張れる」と思えるのなら、頑張っていきましょう!
ネガティブな面が大きすぎる…と思っている人は転職した方が良いかも?
改善アプローチ
セルフモニタリングによって、自分の感情パターンが分かったら、具体的にどのように改善していくかのテクニックです。
アプローチしてほしい視点は3つあります。
アウトプットに結びつきそうなものを考える
自分がやってみたい仕事において、アウトプットに結びつくものを考える方法です。
↓
脳科学や心理学の話を発信(アウトプット)できるところ何かないかな…
↓
ブログを書いてみる!!
仕事に必要なスキルや知識のなかから、よりよいアウトプットに結びつきそうなものを考えることで、仕事のモチベーションが上がっていきます!
よりよい人間関係をつくる
同僚、お客さん、上司、部下など、誰でも良いので、よりよい人間関係をつくるために必要なことを考える方法です。
重要なのは、ダメな人との人間関係をよくすることではなく、人生を良くするために誰と繋がりを持つか考えることです。
・同僚とあまり気が合っていないから、良くしたい
なぜダメかと言うと、ダメな人間関係を改善するよりも、新しく良い人間関係をつくる方が、簡単だからです。
敵との関係ではなく、信頼できる味方をつくっていきましょう!
目的を深く掘り下げて考える
仕事を作業と思わずに、この仕事をすることによって
- 誰が喜んでくれるのか
- 誰の役に立っているのか
を深いところまで考える方法です。
ただ渡すのではなく、出席番号順に並べて丁寧に渡すことによって、
学年主任の仕事が効率化され、喜んでもらえる。
仕事に対して、成果だけを求めるだけでなく、自分の成果が誰のためになるのかまで、深く掘り下げて考えていきましょう
仕事に肩書をつける
最後は仕事の肩書を変えるテクニックです。
新たな肩書によって仕事へのアプローチが変わり、結果として行動にも変化が出てきます。
・データアナリスト⇒データラングラー(データの世話をする人という意味)
・靴磨き⇒シャイン・アーティスト
あの有名企業「ディズニー」はこのテクニックでかなり成功しました。
ディズニー(清掃員)のアルバイトは 、給料もそんなに高くなくて、園内の細かい掃除をずっと行っています。
あの人たちの肩書は清掃員ではなく「キャストさん」です。
地面に絵を描いたり、効果音をつけてパフォーマンしたり、ただの清掃員でなく、キャストでありディズニーの世界観を作っている一員なのです。
行くたびに、キャストさんすごいなぁと感心してしまいます。
まとめ
つまらない、退屈な仕事に価値を見出して、好きになる方法3選いかがでしたでしょうか。
仕事に対する考え方次第で、明日からあなたのモチベーションは変わります!
ただし、ブラック企業はジョブ・クラフティング以前の問題なので、とっとと転職して逃げましょう(笑)
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